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- アレルギーは、命に係わるものです。
私がこのお店を始めた12年前は、「アレルギーが死にかかわるものだ」という認識がケーキ店にはあり、一般的なケーキ店では、アレルギーケーキ作りは危険なものとして避けていました。なぜなら一般店では卵乳小麦の混入は避けられないからです。
ですが、コロナによる売り上げ減少により、多くのお店が利益を求めて、アレルギーケーキを作り始めました。
それらの中には、「卵なし可」、「小麦なし可」と称して、「とりあえず、卵さえ使わなければいい」「とりあえず、小麦だけ使わなければいい」と言った安易な考えで、味やアレルゲンの混入に気を使わない店があります。
実際にアレルギーが出たケースは、「(同じ器具を使うので)作業中器具から混入していた」「(外見が同じなので)渡し間違えた」「(勘違いで)材料を入れ間違えた」などの、一般店だからこその単純なミスです。
一般のケーキ店でアレルギーケーキを注文する際は、そのお店が、どれ程アレルギーの知識があるのか、どのようにアレルゲンの混入を防いでいるのかを聞いて、納得できる返答をするお店で買う事をお勧めします。
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